横丁「食」コラム 〜 フィデワ(フィデウア) 〜


フィデワは、「パスタのパエリア」という形で、よく紹介されるスペイン料理です。
少しづつ普及してきているとは思いますが、
まだあまり馴染みのない方のほうが多いでしょう。


なお、「フィデワ」という名称ですが、正確な発音は分かりません。
お店によって、表記が分かれています。
そこで、「Yahoo!」で検索してみたのですが、結果は以下の通りです


フィデウア : 107
フィデワ : 35
フィデウワ : 7
フィデア:人の名前が出てきました・・・


検索結果や管理人が行ったことのあるお店での傾向を見るに、
「フィデウア」が一般的なようですが、
初めて食したお店では「フィデワ」という名称で表示されていたので、
それに敬意を表して、ここでは「フィデワ」として紹介していきます。



冒頭で「パスタのパエリア」と表現しました。
パスタというと、スパゲッティあるいはマカロニ状のものを想像しがちですが、
フィデワでは、細めのマカロニ程度の長さに切った、
「フィデオ」と呼ばれるパスタが、最もよく使われています。

米粒状のものが使われることもあります。
同じフィデオなのですが、
これだとパエリアとあまり見分けがつきませんね。



フィデワは、大体において魚介類と一緒に調理されますが、
特に決まりはないようです。
フィデオの調理の仕方も様々で、
マカロニっぽく柔らかめに仕上げることもあれば、
焦げ目がつくぐらいパリパリにすることもあります。


ちなみに管理人は、この「パリパリフィデオ」が歯茎に刺さって、
とても痛い目にあったことがあります。
皆さんも食べるときは注意しましょう(え? そんな間抜けは管理人だけ?)



フィデワで有名なのは、スペインの最東端「カタルーニャ地方」にある
「バルセロナ」という街で、この地方の郷土料理ということになっています。
しかし、もともとはバルセロナより南に下った場所にある、
「バレンシア」という街に出自があるという説もあります。


スペインにパスタが伝わったのは、
イタリアからではなく、中東諸国からとされています。
中国から小麦が広まり、中東を経て、
欧州には拡散的に伝播されたということでしょう。


そして、先述したバルセロナもバレンシアもスペインの東の端、
つまり「玄関口」とでも言うべきところに位置しているので、
どちらが先にフィデワを作り出したかという議論は、不毛かもしれませんね。


パスタが伝わった時点で、パエリアのような形で調理されたのも、
考えてみればごく自然なことです。
日本も牛肉が伝わった時点で、
ごはんに乗っけて「牛丼」にしたわけですから(ちょっと無理があるかな・・・)。



余談・・・

管理人は、「グニュグニュフィデワ」と、
焦げ目の付いた「パリパリフィデワ」の両方を食べたことがあります。
個人的にはパリパリのほうが好きですね。


グニュグニュのほうは、パエリアのご飯の代わりにフィデオを使ったもの、
という印象が残りましたが、
パリパリのほうは、パエリアとは別の料理だと感じました。


いずれにせよ、スペイン料理好きの方も、そうでない方も、
一度は食べてみることをオススメします。
新しい食の世界が広がりますよ。




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