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横丁「食」コラム  〜 キムチ 〜


最近、「韓流」と呼ばれるブームが巷を賑わせていますね。
韓国ドラマ「冬のソナタ」をきっかけにして、
日本にも韓国文化が、ものすごい勢いで流入してきています
ブームで終わらせず、ぜひとも定着してほしいものです。


さて、韓国のグルメといえば、「キムチ」「焼肉」「ビビンバ」といったところが、
すぐに頭に浮かんでくるかと思います。
ここでは「キムチ」について書いてみたいと思います。


韓国では7世紀頃から野菜を塩漬けとして食すようになり、
「キムチ」の歴史が始まったと言われています。
よって、初期のキムチは赤くなかったようです。
16世紀には、唐辛子が、シルクロードを通 って中国から韓国に伝来して、
18世紀頃からキムチ作りに本格的に使われるようになりました。


朝鮮半島に「とうがらし」が伝わったのはどうやら日本からのようです。
豊臣秀吉の朝鮮侵攻の時がきっかけとされています。
普及するのに100年ほどかかったらしいですが、
伝来されてからは日本以上に使用されるようになり、
世界でも有数の使用国となりました。


世界的に見ても、野菜を利用する発酵食品の例はあまリ多くありません。
韓国でキムチが発達したのは、農耕中心の昔の韓国人が、
野菜を好んで食べていたこと、水産物の塩漬技術にも優れていたというのが、
大きな要因として考えられるところでしょう。


1900年代に入るまでは、漬物といえば大根でした。
1900年代に入ってからようやく白菜の栽培が普及しはじめ、
現在のキムチの形ができあっがったようです。
また、とうがらしの普及とともに、魚介類の塩辛なども入れられるようになり
発酵健康食品としても認知されるようになってきました。


韓国の人に言わせると、日本のキムチは具が少なくて美味しくないとのことです。


余談・・・


トウガラシは、韓国で栽培すると日本のものより辛味が丸くなり
様々なうまみが出るようです。
よって、日本で売りに出されているキムチの中でも人気の高いものは、
唐辛子を韓国から輸入して生産されています。


東京では大久保や上野にキムチを売るお店がありますが、
スーパーで売っているものと違って、酸味や辛味が丸くなっています。
トウガラシは韓国産です。


また通販で大阪のお店から取り寄せたこともありますが、
魚介類がたくさん入っていて美味しかったです。
こちらもトウガラシは韓国産。


日本でも土壌や気温、緯度などを考えて美味しいトウガラシが栽培できるところが
見つかるとよいのですがね。


なお、日本には、写真を撮るとき「1足す1は?」の問いかけに対して、
「に〜!」と言わせて笑顔を引き出す技法(大げさ?)がありますが、
韓国人は「キムチ〜!」と言わせて笑顔を引き出します。
韓国ドラマでもしばしば出てくるシーンですので、ご覧になってみてください。



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