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横丁「食」コラム2 〜 居酒屋チェーン考察 2 〜
現在、居酒屋チェーンの経営状況は、非常に厳しい状況にあります。 新規オープンした店舗はそこそこ賑わうそうですが、 既存店の売り上げは軒並み減少しているというのが現在の傾向だそうです。 近年、「北の家族」「すずめのおやど」といった有名どころも経営破綻し、 再出発を余儀なくされました
女性客や家族連れでも入りやすい雰囲気にしたり、 低価格路線・他業態への多角経営(飲食系が中心)に踏み込むなど、 チェーン各社は並々ならぬ努力を続けていますが、 常に厳しい状況に置かれているのが実態です。 「居酒屋冬の時代」と呼ばれる所以です。
「一気の禁止、アルコール類の飲用を強要した場合の罰則」などが出ており、 アルコール類の置かれた状況が変わってきてはいますが、 いわゆる「酒類」の人気は衰えていないと思います。
それよりも、レトロブームとでも言うべきか、昔ながらの「赤提灯」 もしくは、それに近い雰囲気の店に回帰していく熟年層、 そういう店にに魅力を発見して入っていく若い世代が増えてきていることのほうが 圧迫要因としては大きいでしょう。
以下に、代表的な居酒屋チェーンを紹介しておきます。
モンテロ−ザグループ
白木屋、魚民などを筆頭に全国展開する居酒屋チェーン。 業界シェア30%を占める最大手チェーンでもある。
1975年(昭和50年)10月25日、新宿歌舞伎町にわずか12坪のパブレストランがオープン。 店の名は「モンテローザ」。 創業者の大神輝博が、スイスアルプスの最高峰「モンテローザ(薔薇の山)」に憧れ、 名付けたとのこと。
1983年(昭和58年)5月23日に、株式会社モンテローザ(当社の前身)を設立 直営店舗数が1000店舗(1109店舗、平成15年5月時点)を超えている、 唯一の居酒屋チェーン。
養老乃瀧グループ
居酒屋チェーンの老舗。 業界シェアは18%程度で、モンテローザに次ぐ規模を誇る。
1951年 6月 長野県松本市に、「株式会社富士養老の滝」を設立。 1966年 4月 フランチャイズ第1号店を東京都・板橋区の成増に出店。 1992年 4月 新業態 手づくり居酒屋「遊」第1号店開店(川崎) 以後、一の酉、楽顔亭など、他店舗を増やし始める。
居酒屋チェーンの先駆けともいうべき存在だが、それにとらわれることなく、 焼き鳥中心(一の酉)、海鮮中心(だるまや水産)の店舗も積極的に出しており、 時代の流れにうまく乗ることができている。
つぼ八グループ
創業 1973年3月(札幌にオープン) 設立 1982年4月(総合商社「伊藤萬株式会社」と「株式会社北海道つぼ八」が 合弁して、「株式会社つぼ八」東京本社を設立) 1999年6月:やきとり専門店「八方」札幌に出店。 1999年10月:創作料理「りらく座・赤坂本店」出店。
この1999年を転換期として、多角経営へ乗り出しているが、 他のチェーンに比べると遅れている感が否めない。 厳しい時代なので、経営のスピードアップが重要課題である。
店舗数は、505店舗(H15年、6月30日現在)
ワタミフードサービス
「有限会社 渡美商事(1984年創業)」から始まり、当初は「つぼ八グループ」に入る。 そして、横浜に「お好み焼業態」の「株式会社ワタミ」、 現在の「ワタミフードサービス株式会社」を設立。
1992年には、居酒屋「つぼ八」のフランチャイズ本部である 「イトマン食品株式会社(現在、株式会社つぼ八)」と 1993年9月までにフランチャイズ契約を解除することに決定。
同年、居酒屋「つぼ八」からの看板変更第1号店、居食屋「和民」中野南口店を開店。
1993年には看板変更終了。 現在は、店舗数 363店(グループ計)を数える急成長の企業の一つとなる。
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