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お肉の王様、「サーロイン」。 牛肉の最上部位として、ステーキに最適とされます。 サーロインという言葉を細かく分けると「サー」「ロイン」。 その名がついたのには、こんな伝承があります。
イギリスのジェームズ1世が催した宴会でのこと。 その日の牛肉料理にいたく感心した彼は、 「今日の肉料理は、牛のどの部分なのか?」と質問しました。 料理長がその部分を持ってきて、その肉がロイン(腰肉)だと伝えると、 ジェームズ1世は、剣を肉にあたがい、こう言ったそうです。
「汝にサーの称号を与える。」
それから肉のロインにだけ、サーと称号がついたのです。
牛の部位ですが、サーロインより、やや肩寄りの部分は「リブロース」、 おしりのほうへ行くと「らんぷ」、 サーロインとらんぷにまたがる柔らかい部位が「ヒレ」で、 ヒレはさらに、頭側からトルネード、シャトーブリアン、ミニヨンと、 細かく分けられています。
これらは牛の部位のほんの一部。 さらに内臓である「モツ」も細かく分かれるので、 食材としての牛を扱うにはかなりの専門知識が必要。 今ではありふれた食材ですが、牛には大変な情熱が注がれているのです。 |